フッ素除去排水システム(U.I.system F)のご案内

フッ素は、自然界には ほぼ存在せずフッ素化合物とし存在します。

電子工業、ガラス加工、エッチング工程などで、多用されるフッ素化合物は排水中にフッ素イオンとして、存在いたします。

タイ工業団地公団(IEAT)の排水中、フッ素の環境基準は、5 mg/L未満となっており、これは大変厳しく、ハードルの高い設定となっております。

フッ素除去に関しては、消石灰を投入して、排水中のフッ素イオンと結合させてフッ化カルシウム(CaF2)を形成して、沈降させる方法が一般的です。ただ、この方法だけだと、フッ素除去の限界がございます。

弊社では、さらに、特殊な処理方法を2回加えて、より除去率の高い、集沈殿バッチ処理をPLCコントローラーを用いてプログラム処理することに成功いたしました。

(U.I.system F) 今後新規でまたは、既存で排水中のフッ素除去処理をご予定されているお客様は、ぜひ、弊社にコンタクト願います。

設備導入例

導入月日 *2025年10月
場所 *アマタシティーチョンブリ工業団地(IEAT)
装置容量 *16 tons/day
原水フッ素数値 *20 mg/L
処理後フッ素数値 *2 – 3 mg/L