2023年6月30日に、ラヨン県で総合処理タイプ浄化槽の設置を完了いたしました。
昨今では、工場排水以外の生活排水だけでも、工業団地基準をオーバーして、工業団地からペナルティーが課せられたり、改善命令を受けるケースが多くなってきております。
浄化槽が機能するのは、タンク内に存在する微生物(バクテリア)が適正の大きさの槽で、曝気等の適正な環境下で働いてはじめて、トイレ、キャンティーンからの排水内に含まれる、有機物を分解して、COD, Oil&Greaseの値を下げ、工業団地基準内に数値をおせめることができます。
今回の設置は、新工場用に設置され、キャパ的には、700名のトイレおよびキャンティーン使用を想定し、1日のトータル排水量を75トンと設定いたしました。使用面積は、6M(幅)x 20M(長さ)x4M(深さ)
となり、土壌を掘ってFRP製のタンクを地下に埋めるタイプでございます。
浄化槽の設置は、新規のみならず、今後は、既存の旧式のセクション型の浄化槽で、当初より従業員の数が2,3倍に膨れ上がり、弊社がご提案する総合的浄化槽への移行をご検討されるニーズも増えると考えております